cz市川 平・西 雅秋cz

dialogue.3形の方策

市川平 『ユニバーサル・システム』
2007年7月22日(日)〜9月16日(日)
A.M.10:00-P.M.6:00(入館はP.M.5:30まで)
毎週:月・火休館 
入館料/通常料金 500円
※9月17日(月)〜9月25日(火)夏季休館のお知らせ。
美術館駐車場、改装工事のお知らせ。


同時開催:第二展示室
7月6日(金)〜9月16(日)

佐藤秀明展 "Once upon a time in New York City"
8月5日(日)14:00〜
●作家を囲む会

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●コレクション可能な現代美術作品をご紹介

市川 平・西 雅秋《dialogue.3:形の方策》

今展は「dialogue(対話)」と題し、彫刻家2名の作品を対峙させるような意識で展観します。個々の作品がそれぞれの存在を主張し、その作品同士の「dialogue」によって互いの魅力をさらに引き出そうとするものです。

市川平氏は、1991年の第2回キリンコンテンポラリーアワード受賞を皮切りに、その後も個展や各地で開催される美術展に参加、近年では台湾など海外への出展も果たし、その活躍が期待される若手作家のひとりです。
今回、市川氏は『ユニバーサル・システム』と題し、生命や魂が循環し続けるイメージをベルトコンベアを模した大掛かりな装置(作品)によって表現しようと試みます。
(2002年より継続中の作品「コンタクト・ドーム・ツアー・プロジェクト」も同時にご覧いただけます。)

西雅秋 『彫刻風土:背戸の小薮に』

西雅秋氏は国内外で精力的な活動を続け、第21回サンパウロ・ビエンナーレへの出品や第15回現代日本彫刻展の大賞受賞など、彫刻家として高い評価を得ています。
今展では、あえて展示用のスペースを使用せず、竹林に面した美術館のラウンジ部分に作品を配置し『彫刻風土:背戸の小薮に』と題したインスタレーション
を展示しております。
姿を変えず、保たれて来た植生である竹林を自らの作品に取り込もうとする姿勢は、常に自然やその土地(発表の場)との関係性を意識した表現に重きを置く、西氏ならではの見識と言えるでしょう。
オープニング時には童謡「かなりあ」になぞられ、舞踊家・香春(カワラ)によるダンス・パフォーマンスが行われます。そしてパフォーマンスの進行と共に、このインスタレーションは完成されます。

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