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−未発表の初期作品とカスヤの竹林に「うつろひ」を特設− | |
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宮脇愛子展 1960年代より日本を代表する国際的作家として活躍する宮脇愛子。その発展して止まぬ作風は常に時代をリードし続けています。 今展では60年代に制作された未発表の油彩を中心にした構成の室内展示ともに、80年代以降の代表作であるステンレスワイヤーによる彫刻「うつろひ」を当館の野外スペースに特別設置いたします。竹林の拡がりの中で宮脇の作品は、その時空を巧みに操り続けます。 彫刻「うつろひ」は1978年にパリの装飾美術館(その後各地を巡回)で開催された「日本の時空間-間」という展覧会において“UTSUROHI”(A Moment of Movement)という真鍮を屈折させた作品として初めて発表される。その後素材をステンレスに換え、さらに数学的な計算を用しワイヤーを固定する台座を独自に考案するなどの改良が施され、現在パリ/ラ・デファンス、バルセロナ/オリンピック広場をはじめ世界の各地に設置され、高い評価を得ている。 |
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