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プログラム
モートン・フェルドマン:バニータ・マーカスのために
Morton Feldman:For Bunita Marcus(1985)
水面に渡る風が小さな波となって風の記録を作るように、 静かに流れる川は悠久にして常に同じ流れではない。
「たとえば水に映った光が風でかすかに揺れているのをじっと見ているようなものだ。そして常に最弱音で鳴らされるやさしい響き」
現代作曲家、モートン・フェルドマン(1926-87) 作曲の「バニータ・マーカスのために」についてピアニストの高橋アキさんが語った言葉です。
「バニータ・マーカスのために」はフェルドマンが死の2年
前に残した伝説のピアノ曲、1985年にオランダでアキさんが初演し、聴いていたフェルドマンが「自分の音楽にこんなに感動したことは初めてだ」と言ったほどの名演奏でした。
その演奏がカスヤの森現代美術館で実現いたします。
ぜひ比類なき静謐な名曲の演奏にお出かけください。 |
高橋 アキ
鎌倉生まれ。東京芸術大学付属高校、同大学を経て同大学院修了。大学院1年の時、武満徹作品を弾いてデビュー。透明な響き、音色の柔軟な感受性をもって現代曲を演奏し、鮮烈な衝撃を与えた。1970年初リサイタルを開催。1972年はじめてヨーロッパに渡り、ベルリン芸術週間、パリ秋の芸術祭などでリサイタルを開く。その後も毎年、欧米の数々の音楽祭に招待され続けている。
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開場:17:30 開演:18:00 先着50名です!! 料金:一般 6,000円・友の会 5,000円
コンサートの後は演奏家を囲んでのブッフェパーティがあります! |
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