松谷武判
Takesada Matsutani


1937年 大阪市阿倍野区に生まれる
1963年 個展(グタイピナコテカ、大阪)ボンドによるレリーフを出品する、具体美術協会会員に推挙
1965年 具体グループ展(スタッドラー画廊、パリ、ドイツのケルン、オランダのローエンスロートを巡回)
1966年 フランス政府留学生選抜第一回毎日美術コンクール展に出品、グランプリを受賞
1967年 具体美術小品展(グタイピナコテカ、大阪)
     S,W ヘイターの版画工房アトリエ17 に入門1969年〜1970年にかけて助手を務める
1968年 第一回パリ国際版画ビエンナーレ展(パリ市立近代美術館)に銅版画を出品
1969年 第9回現代日本美術展(東京都美術館)
1970年 個展:松谷武判版画展(ステーション・ギャラリー)
     第7回東京国際版画ビエンナーレ展(東京国立近代美術館、京都国立近代美術館)
     環境ICART 呈示による(ロッシェ・エ・ボボワ室内装飾スペース、パリ)
     XIX(スペイン現代美術館版画サロン、マドリッド、スペイン)
     アトリエ17 を辞し、モンパルナスにシルクスクリーン版画工房をつくる
1971年 第10回現代日本美術展「抽象−構造としての自然−」(東京都美術館/京都市美術館、愛知県文化会館)
1972年 具体美術17年の記録(グタイミニピナコテカ、大阪)
1973年 第1回世界版画コンクール‘73 展(サンフランシスコ美術館、アメリカ)エディション部門を受賞
1974年 第5回クラコフ国際版画ビエンナーレ展(クラコフ、ポーランド)にて買い上げ賞を受賞
1975年 個展(村松画廊、東京)
1976年 第5回イギリス国際版画ビエンナーレ展(カートライト・ホール美術館、イギリス)にて2等を受賞
1977年 第12回リュブリアナ国際版画ビエンナーレ展(リュブリアナ近代美術館、スロヴェニア)
1978年 個展:紙の仕事(ソーカー・ケイズマン・ギャラリー、サンフランシスコ)
1979年 吉原治良と具体のその後(兵庫県立近代美術館)
1980年 JUNIJ 80 形而上学的現在ジョルジュ・デ・キリコへのオマージュ
     (リュブリアナ近代美術館、スロヴェニア)
     第7回リエカ国際オリジナルドローイング展(リエカ近代美術館、ユーゴスラビア)国際審査員賞受賞
1981年 個展:鉛筆による黒の世界(かねこ・あーとギャラリー、東京)
     紙の仕事展(ヨーテボリ美術館、スウェーデン)
1982年 床と天井二つの空間(アメリカンセンター・ラスパイユ、パリ)
     開館30周年記念展・近代日本の美術1945年以降(東京国立近代美術館)
1983年 個展:今日の作家シリーズ松谷武判/1981−1983年間の仕事(大阪府立現代美術センター)
     視線今日の日本現代美術展(ラット美術館/ジュネーヴ歴史美術館、スイス)
1984年 ケルン国際アートフェア‘84(ギャラリーS65とマリーナ・ディンケラー・ギャラリーより出品)
1985年 絵画と行為グループ具体展(スペイン現代美術館、マドリッド/
     ユーゴスラビア国立現代美術館、ユーゴスラビア)
1986年 現代の白と黒(埼玉県立近代美術館)
1987年 日本の過去と現在(ヴィエイユ・シャリテ・センター/カンティーニ美術館、フランス)
1988年 個展(パブロ・ネルーダ現代美術センター、コルべイユ・エッソン、フランス)
     現代日本美術の動勢絵画PART2 展(富山県立近代美術館)
1989年 広島・ヒロシマ・HIROSHIMA 展(広島市現代美術館)
1990年 〈具体〉未完の前衛集団(渋谷区立松濤美術館、東京)
     第1回大阪絵画トリエンナーレ展(マイドームおおさか、大阪)3等を受賞
1991年 山村コレクション展・モノクロームの造形(兵庫県立近代美術館)
     絵画の冒険者たち「具体」展(福岡市美術館)
1993年 個展:松谷武判展’60 年代から今日まで(西宮市大谷記念美術館)
1994年 個展:松谷武判、1960代の作品による(椿近代画廊)
1995年 個展:インスタレーション流れ−メルキュウリ−パリ(ギャラリー・J・メルキュウリ、パリ)
1996年 リレーション3 大陸による12 人のアーティスト(サンホセ美術デザイン現代美術館、コスタリカ)
1997年 重力戦後美術の座標軸(国立国際美術館、大阪)
1998年 東アジアの前衛(クリスティーズ、ロンドン)
1999年 現代版画・21人の方向:現代版画入門(国立国際美術館、大阪)
2000年 個展:波動・松谷武判展(西宮市大谷記念美術館、兵庫)
     演劇公演「傷つけて、黒いイバラよ」のためにドローイングのインスタレーションによる舞台装置を
     制作(国立エヴルー劇場/べジャミン劇場、エヴルー、フランス)
     個展:教会の中の芸術2000(サン=ジルダス教会、ブルターニュ地方モルビアン県、フランス)
2001年 現代美術への招待−日本の前衛・60 年代−(鳥取県立博物館)
     日仏現代作家展−モノクロームの再生と大阪の商家−
      (松谷武判、ダニエル・ポントロー、田口梅屋、 堀尾卓治、坂出正典、旧小西邸大阪)
2002年 個展(ケアンズ州立美術館、ケアンズ、オーストラリア)
2003年 個展:松谷武判展―漆黒の帯―(ラッズ・ギャラリー、大阪)
     個展:松谷武判白のオブジェの時代(ギャラリーほそかわ、大阪)
2004年 呼応する精神―ギブソン・ギャラリー収蔵品でみる1960年代の日本現代美術
     (ニューヨーク州立大学ポツダム校ローランド・ギブソン・ギャラリー、アメリカ)
     個展(ギャラリーギィスラン・エタ・ダール、パリ)
2005年 個展:松谷武判−時の流れ(アートスペース感、京都)
2006年 個展:松谷武判展(ギャラリーニーナ・ルマー、ミラノ、イタリア)
     −ブラック&ホワイト−黒の中の黒東京オペラシティー・アートギャラリー収蔵品展022
     (東京オペラシティー・アートギャラリー)
2007年 個展:松谷武判展“一筋の光2007”(かねこあーとギャラリー、東京)
     −呼応する精神−ギブソン・ギャラリー収蔵品で見る1960 年代の日本現代美術
     (カールトン大学内アート・ギャラリー、オタワ、カナダ)
2008年 書と非書の際PART〜5(アートフォーラムJARFO ギャラリー、京都)
     個展(ギャラリー9punt 9、ルーセラーレ、ベルギー)
     −コレクション展3 目撃者−(芦屋市立美術博物館、兵庫)
2009年 個展:松谷武判展−タブロー・ドローイング・版画(ギャラリーたむら、広島)
     個展(ギャラリー・フリードリッヒ・ミュラー、フランクフルト、ドイツ)
2010年 個展:松谷武判展−流動−(神奈川県立近代美術館、鎌倉)

     現在、パリを拠点に制作活動を続ける


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