酒井忠康 Tadayasu Sakai


1941年 北海道に生まれる。
1964年 慶應義塾大学卒業。同年より神奈川県立近代美術館に勤務。92年、同館館長。
2004年 世田谷美術館館長に就任し現在に至る。その間、国内外の数多くの展覧会企画・運営に携わる。(1986、88年ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館コミッショナー。89、91年サンパウロ・ビエンナーレ日本展キュレーター。)
国際美術評論家連盟会員、全国美術館会議理事、美術館連絡協議会理事長などを務める。

専門は近・現代美術。著書に『遠い太鼓』『魂の樹』『森の掟』『彫刻の庭』(以上、小沢書店)『彫刻家への手紙』(未知谷)『日本近代思想大系 美術』(共著、岩波書店)『岸田劉生随筆集』(編著、岩波文庫)『若林奮 犬になった彫刻家』『鞄に入れた本の話』(以上、みすず書房)『早世の天才画家』(中公新書)ほか多数。79年、近代日本美術の黎明期を扱った『開化の浮世絵師 清親』(せりか書房)『海の鎖』(小沢書店)などの著作で第1回サントリー学芸賞を受賞。



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