三國連太郎
Rentaro Mikuni(俳優)

1923年 群馬県に生まれる 
静岡県賀茂郡松崎町で育つ

徴兵されて中国で終戦を迎える
復員後、職を転々とし、1950年松竹大船に研究生として映画界へ

1951年 木下惠介監督『善魔』の主役でデビュー、役名の「三國連太郎」を芸名にする
1952年 稲垣浩監督『戦国無頼』への出演を希望し、東宝に移籍。しかし、1954年、稲垣 監督『一乗寺の決闘』撮影開始直前に映画製作を再開した日活に走り、「五社協定 違反者第1号」となる。以後、『ビルマの竪琴』(1956年)、『飢餓海峡』(1965年) 『はだしのゲン』(1976年)、『ひかりごけ』(1992年)など社会派作品から、 『未完の対局』(1982年)、『三たびの海峡』(1995年)、『大河の一滴』(2001年) など中国を中心にした国際合作、『犬神家の一族』(1976年)、『野性の証明』(1978 年)『マルサの女2』(1988年)などの娯楽大作まで、主演・助演を問わず幅広く出演 カリスマ的役柄で、圧倒的存在感をスクリーンに残す

1984年 紫綬褒章を受章
1986年 映画『親鸞・白い道』を製作、監督し、カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞
1993年 勲四等旭日小綬章を受章



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