高橋睦郎  Mutsuo Takahashi


1937年福岡県生まれ
 
'59年、21歳で処女詩集『ミノ・あたしの雄牛』を発表。'62年、福岡教育大学卒業。以後、'64年『薔薇の木・にせの恋人たち』、'65年に三島由紀夫の跋文をもつ『眠りと犯しと落下と』を刊行し、詩壇に登場。『暦の王』『鍵束』『分光器』など多数の詩集を発表する。詩集『王国の構造』で島崎藤村記念歴程賞、詩集『兎の庭』で高見順賞を受賞。また、句作、歌作にも親しみ、句歌集『稽古飲食』で読売文学賞を受ける。能、歌舞伎、演劇にも造詣が深く、台本修辞『王女メディア』でグローバル国際交流基金山本健吉賞受賞。小説に『聖三角形』、詩論集に『恋のヒント』、ほか著書多数。
2000年度紫綬褒章受章。



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